商店街の秘密:雨の日編
久しぶりの「商店街の秘密」ですね!
いままでどんな「秘密」をご紹介してきたか、興味がある方はこの右上あたりにある検索窓で「商店街の秘密」と入れてみてください^^
きっとビックリしますよたいした秘密じゃなくてwww
さて、昨日は冷たい雨の一日でしたが、商店街に限らず商人にとって「雨」というのは嫌なものなんです。
どれくらい嫌かというと、ブログのネタが全く!思いつかないくらい嫌なコトなんですwww
弘明寺商店街は全天候型(つまりアーケードのある)商店街ですけれども、やはり雨の日ともなれば
人通りもこんなものです
でも今回の「秘密」は「雨だとお客が少ないw」を書きたいわけじゃないんです。
それは「傘」。
みなさん雨の日の外出には傘をお持ちになりますよね?^^
お気に入りの傘だと、憂鬱な雨の日の外出も楽しくなるってもんです
三代目の非統計調査によると、弘明寺商店街では「傘」の忘れ物が比較的多いようなんです。
それはなぜか
秘密を解くカギが「アーケード」にあります。
雨の日のお買い物にも便利なようにと設置してあるアーケードが、あなたの心にそっと忍び寄り、大事な傘とあなたの間を引き裂いてしまうのです!w
つ・ま・り
小さなお店に入るとき、お客様は傘をたたんで傘立てに入れておきます。
(大型店ですとビニール袋に入れて持ち歩きますが)
そしてお買い物が済み、外に出るとき!
もしアーケードが無い場合、店を出て雨がザーザー降っていたら、間違いなくお客さまは傘を「傘立て」から出し、開いて歩き出すでしょう。
なぜって?濡れたくないからですw
雨が降っているのにパッと駆け出すのは江戸っ子の一心太助くらいのもんです(一心太助を知らない人はおうちでお父さんに聞いてくださいw)
だがしかし!親切にもアーケードがある場合、店を出ても雨は降っていません。つまり傘をさす必要性が無いために、傘の存在そのものも忘れさってしまうのです!
でも雨が降り続いている日はいいんです。
ほとんどの方は商店街を出るときに「あらいやだ!あのお店に傘忘れてきちゃったもぉ私ったら~」とお店に戻ってきてくれます ごく稀にはまたそこで何か買ってくださる方もいます
問題なのは、雨が途中であがってしまった日です。
もう晴れているわけですから、商店街のアーケードをでるときにも傘をさす必要性がないので、忘れてきた傘のことを思い出すこともなくそのままおうちまで帰ってしまうのです。
もちろん後日お店にお越し頂けば、傘は無事持ち主さんのもとに戻ってめでたしめでたし!ですけどね
今日もそんな寂しがりやの傘がひとつ・・
呉服屋にいらっしゃる方だけあって、とても可愛い柄の傘です。
『雪うさぎ』
だいじょうぶ!
きっと君の大好きなご主人さまが迎えにきてくれるから
今夜だけ、うちでおやすみね