商店街の秘密:マンホール・アート編
これまでのあらすじ
下町、弘明寺商店街の地下が「機械化」されていることに愕然とした三代目。
日常の生活空間と異空間をつなぐゲート「マンホール」に魅了されはじめた三代目は、仕事中にもかかわらず、商店街の中にある数々のマンホールを探す旅にでる。
そこで三代目が見たものは!?
あまりに身近にありすぎて、それゆえ日常の中に埋没していた「マンホール」の真の姿がいまここに!!
・・・
・・・・・・
(マイク入ってますか?・・はい?はい、おk!です)
という訳で、続編ですw
前編のコメントを見ると、何名かの方にはもうネタがばれているような気がしないでもないのですが

Don't think. FEEL! (ブルース・リー)
の精神で話を進めます^^;;
商店街の中の端からはじまで歩いてみて、マンホールを眺めて見ました。
(注.三代目はちゃんとお店の仕事もしていますw仕事の合間をぬって観察していますww)
すると、一口に「マンホール」といっても様々な種類があることが分かりました。
ここで言う「マンホール」とは「マンホールの蓋(フタ)」のことなのですが、蓋が違えば中の状態も、用途も違うということなんです。
まずは昨日のブログで書いた機械帝国の入り口w「電話線マンホール」です。

ちゃんと「NTT」って書いてありますね♪
これが「TNT」だったら大変なことですね(わからない方はスルーしてくださいw)
フタを閉めるときに急いでいたのか、舗装の化粧がずれています^^;;;
お次、

亀甲パターンの中央に横浜市章のマンホール。(ハとマを上下に合体させて市章にしてるんですヨコハマは)
この亀甲の物はそこいらで良くみかけます。そしてどうやらこのマンホールが、いわゆる一般的イメージに近い「下水道」につながるマンホールのようです!
あっちのマンホール、こっちのマンホールと眺めているうちに気がついたんです・・・
マンホールってアートです♪
凝ってるんですよ、デザインが!
まるで専属のデザイナーがいるか、それともどこかの作家先生にお願いしてるんじゃないかって思うほどです!



「電気」はなんだかビリビリ感wがでてますし、「消火栓」も字体に凝ってないですか?
シンプルな中にも美しさのある、

「水」という字を意匠化した

(上のブルーの噴水マークが上水道の印、と思います、たぶん^^;;)
このフタなんてミニミニサイズなのですが、


可愛くて女の子に人気がでそうです♪(デルカ!w)
そんなアートチックなマンホールたちの中でも、ひときわ目立っていたのが

ヨコハマ名物「ベイブリッジ」デザインです☆
こうして見るとマンホールのデザインってかなりご当地色が強いですねwww
全国各地いたるところにマンホールはあるはずですが、例えば・・・
名古屋だったら「金のしゃちほこ」、鹿児島なら「西郷さん」
沖縄だったら「守礼の門」、秋田だったら「なまはげ」、仙台なら「独眼竜」・・・・・・とかに、なってるんでしょうか??
あぁ!全国のマンホールを一堂に集めて見てみたい!ww
し・か・も♪
一見同じデザインでも、良く見ると・・・

左「亀甲」シンプルパターンと、右「亀甲」二重パターンや
はたまた「ベイブリッジ」でも

「舵輪」の部分や「穴」の数・形状が微妙に違うんです

きっとマンホールにもマニアな方々がいらして、「おっ!このデザインは昭和○○年の一ヶ月しか生産されなかったレアだね!」なんて話したり、写真を撮ったりしているのでしょうか?
それくらい様々なデザイン、パターンがあるんです。ちょっと探しただけで。
今までまったく気にもとめなかったマンホール。
それがこんなにアートチックだったとは・・。
世の中って面白いですね

最後に今回、最高に気になったマンホールをご紹介して終わります。

・・・直径が通常のマンホールの2倍以上あるんです!
一枚の大きなデザインではなくて、わざわざ違う2枚を重ねたようなへんなつくり・・。
これって絶対、地下秘密帝国への入り口じゃないかと思うのですが・・・
だれか一緒に探検してくれます?