世界はアートに満ちている☆
世の中にはなんと素晴らしいアーティストが多いのだろう!ということです。
三代目の家業は「呉服屋」で、作家さんの作品や日本の伝統技術・工芸、自然美に触れることが比較的多い毎日です。
「呉服」の美は時に息を忘れるほどに美しく、艶やかで、もしくは素朴な自然美そのもので、本当に素晴らしいアートです。
ですが、それはある意味『特殊な世界』のことであって、長年の修業や歴史に培われたものや、それを職業としている人々によって表現されている「アート」なのです。
ところが、ブログを通じての交流の中で知った「アーティスト」たちは、おそらく自分では自分をアーティストとは思ってないでしょうし、普段は、一般の主婦であり、社会人・OLであり、良き父親であり、夢見る学生であると思うのです。
かすかな記憶にある子供番組「ピンポンパン」の歌に「パジャママン」というのがありました。
♪いつーもは ふつーのー おーとこの子ー♪
だけーどもー パジャーマをー きーたーな・ら・ばー♪
パジャ・パジャ~♪パジャ・パジャ~♪変身するのさ!パジャマーマーンー!♪
この歌のように、ある人はペンと紙を、ある人は糸と針を、ある人はカッターを、ある人はカメラを、またある人は土やガラスを手にした時に「普通の男の子がスーパーヒーローパジャママン」に変身してしまうのです。
手に取れる『物』だけがアートではありません。
ある人は家族への愛が募る時、ある人は故郷への想いが深まる時、ある人は日差しにきらめく若葉を見た時に、その『心』が『詩』・『ことば』となって神話のオルフェウスもかくやというような詩人となるのです。
彼らのアートを見せつけられた三代目の心の衝撃がどれほどであったか!それを言葉で表すのは難しいですが、いまこのブログをご覧のみなさんであればおそらくわかって(共感して)頂けると思います。
こんなに素晴らしい才能が!技術が!
ただそれを表現したいという純粋な意味でのアート(たとえ本人はそう思ってないとしても)としてこんなにも多く存在しているなんて!
(注.アートを職業としている方への批判ではありません。職業として専念して、我々の生活、心を豊かにする作品を提供してくださってる方々に尊敬の念を持っています。また、作家の素晴らしい作品を得るに事について対価を支払うのは当然の行為と思っています。)
それに気がついてしまった三代目の目には、子育て、ペット、料理、学校生活をつづったブログにも芸術性(詩)を感じてしまう時がありました。
また、アートやアーティスト、その作品を世の人々に紹介することで「アート」に参加し助けている人の存在。
そして三代目の身近な着物の世界のブログで言えば、「売る」という気持ちが感じられないで(売るという気持ちは決して悪いことではないのですよ、でもそれが見えすぎるのは・・・)着物という文化に少しでも貢献したいというお店の存在。
そして、着物を着るという事やその時の作法を通じて、人の姿と心に「美」を与えている人のブログの存在。
すべてアートだと思います。
・・・話が右、左とまとまらなくてすいませんw
衝撃を受けて感動してしまっているんです、このようなブログ上のアーティストたちの存在を知ってしまった時から。
もう少しだけ書かせてください。
その人たちのブログ、作品を見ていて最近「あぁやっぱりそうだったのか」と思うことがあるんです。
なんでもないことなんです。
感動も、笑いも涙も、三代目にとっては人間業とは思えないほどの繊細さ・精密さも、神業のような大胆さも、
『アート・作品は、その作家の人間性の反映』なんだということです。
つまり三代目は、その作品を楽しむことによって、その作家さん自身を楽しませて?もらっているのです。
多くのブログは、作品をポンと置くだけではなく、文章や作家の言葉がついています。
日々更新されていくブログでは、自然しぜんとその作者の人間性が出てしまうと思います。
その文章を読むことによって、三代目のような芸術オンチの人間もその作品世界に入ることが容易になり、作家の人間性とセットになって心に入ってきてくれるのです。
難しいことを言うつもりはないんです・・・
なんというか、つまり・・
『この人(達)と食事に行ったら、きっと楽しい食事になるだろうな♪』
そんなふうに思えて仕方ない人たちをたくさん知ることができた、そういうコトなんです☆
三代目は、さかだちしてもアーティストにはなれませんし、自分はそれでいいと思っていますww
でも・・・この素晴らしいアーティストたちが喜んで食事をともにしてくれる、そんな人間になりたいと思っています。
なーに言ってんだか!ですね (///∇//)カァ~ッ…